神奈川県無形民俗文化財指定

獅子舞の区分

第1   庭入りの舞
第2   ご幣掛け
第3   一つ返り
第4   大乃掛
第5   二つ返り
第6   弓掛
第7   まり掛
第8   うたの1
第9  うたの2
第10  花笠廻り
第11  土かつこ
第12  うたの3

古典獅子の舞唄

  1.之のお庭へ着て見れば  小金小草が足にからまる
  2.京から下る唐絵の屏風  一六さらりと引き廻された
  3.この宮は何たる番匠が建てたやら 四方四面にくさびが一つ
    あまり高さが立ちすぎて 落ちる木の葉が軒に止まらぬ
    之のおせどのしだれ柳 一と枝たぐめて腰を休める
  4.白さぎが金をくわえて八つ連れて 之がおせどのみくらぎに棲む
    みくらぎの枝は幾何と眺むれば 枝は九つ花は十六
    十六の花に小金がなり下がり  之のおせどは名所なるもの
  5.鎌倉の由比ヶ浜の浜千鳥波にゆられて羽音たてた
  6.思いもよらぬ朝霧が降りて 此処で女獅子がかくされたよな。
  7.何んぼ女獅子が隠れても  何時か一度は廻り合うよな
  8.嬉しやな風に霞が吹き上げて女獅子男獅子が肩を並べた
  9.奥山の松にからまる蔦の根も 縁が尽きればほるりほごれる
 10.山雀が山をはなれて八つ連れて 之がお庭に羽を休める
 11.こうつ竹に今年小じろがういまだれて 今は若竹で節が揃わぬ
 12.鹿島から切節習へと状が来て 習らい申すよ鹿島切節
 13.日は暮れる道の根笹に露がいる。お暇申していざ帰ろうような

↑ PAGE TOP